恋のジャック・ナイフ
 
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テコレップシステム

大成建設が開発した超高層建築の解体工法。「テコレップ」は「Taisei Ecological Reproduction」の略。

テコレップシステムは、新築工事を巻戻し再生するような手順により、建物内部の設備機器や骨組みを徐々に分解していく工法。

屋根を残してフタ代わりに用い、1フロア分解するごとにシステム全体を徐々に下ろしていく。

周囲に粉塵を飛散させることが少なく、解体時の騒音や余分な圧迫感も大幅に抑えることができるという。

また、屋内作業の格好となるため天候にも左右されない。

2011年3月に営業が終了した赤坂プリンスホテルは、都心にそびえる高さ140メートルの超高層ビルであり、その解体工法としてテコレップシステムが採用されることが、2011年5月に発表された。

周囲へ騒音や粉塵飛散の影響を及ぼさないという点が主な評価に繋がったのだという。

なお、鹿島建設や清水建設、大林組といった他の大手も、ビルの上部あるいは下部から徐々に分解して下ろしていく解体工法をそれぞれ開発している。



5月22日(日)11:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

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